勉強しても成績が上がらない原因は?
勉強しているのに、なかなか成績が上がらない原因には、大きく分けて2つあります。
勉強したつもりになっている
1つめは、「勉強したつもり」になっていること。
形だけ勉強しても、勉強した内容が頭に入っていないのです。
例えば、塾に通っていて、学校の授業と塾の進路が異なり、どっちつかずになっているケース。
塾の課題で精いっぱい、学校の復習がおろそかになっていたり。
これでは、元も子もありません。
学校の定期テストは、授業で使う問題集やプリントから出題されることがほとんどです。
定期テストでよい成績をとることは、内申書対策につながります。
まずは、学校の問題集をしっかりやりましょう。
勉強の内容が適切でない
2つめは、「勉強の内容」があっていないこと。
学校の教科書や問題集、プリントなど、あれもこれもなんでもやるのが良いと思い込んでいる場合です。
勉強には、インプットとアウトプットが必要です。
インプットは、授業を聞いたり、教科書を読んだりして、新しい知識を入れること。
アウトプットは、問題を解いたり、復習したりすることです。
復習の目的は、自分の間違いを見つけ、修正することです。
そのために、自分で確認して間違いを発見し、間違いを修正するという過程が必要です。
ですが、多くの生徒が、テスト直前に問題集を埋めることで精一杯。
「間違いの発見」にすら至っていません。
なのに、これがテスト勉強だと勘違いしています。
普段から、学校の問題集やプリントはコツコツ解いていく。
一度解いた問題を、後日、再度解いてみる。
定期テストの前には、間違えた問題を中心に解き直しする。
そして、復習する内容は、まずは基礎、基本から。
いたずらに、「応用問題」をやる必要はありません。
確実に取れる点を取ることが、成績アップにつながります。