推薦入試と一般入試

黒板

高校入試には、大きく分けて「推薦入試」と「一般入試」の2種類があります。

 

推薦入試は、都道府県によって、「特色選抜」「前期選抜」の形で行われる場合があり、
一般入試より早く実施されます。

 

基本的に「出身中学校長」の推薦が必要で、学力検査が課せられない入試制度です。
校長推薦などをもとに調査書面接作文(小論文)により合否が決定します。

 

推薦入試には、単願(専願)と併願(複願)があり、一つの高校だけに出願する単願が原則となります。

 

単願で合格した場合は、必ず、その高校に入学する義務があります。
併願の場合は、入学の義務はありませんが、単願に比べると合格ラインが高くなります

 

近年、校長推薦が不要な自己推薦型入試も増えています。

 

 

一般入試は、都道府県によって「後期選抜」「選抜II」などとも呼ばれます。
基本的に学力試験の結果を中心に合否が決定しますが、公立高校では
内申書の記載内容も合否の決定に大きく影響します。

 

 

推薦入試と一般入試の違い
  • 推薦入試は、学力検査がない、または、学力検査の方法が違う
  • 一般入試より、1か月ぐらい早く合否が決まる
  • 推薦で合格したら、その高校に必ず入学しなければならないことが多い