内申点の計算
特に公立高校の受験では、内申点が重要になりますが、内申点の計算方法は都道府県により異なります。
早めに、ご自分の地域の計算方法を確認しておき、対策を立てておきましょう。
評価対象の学年
中学1年生から3年生までの評定を使うところが多いです。
が、都道府県によっては、2年生・3年生のみの2学年分や、3年生の1学年分の評定を用いるところもあります。
また、特定の学年(多くは3年生)に比重をかけるところもあります。
実技4教科の扱い
すべての都道府県で、英語・数学・国語・理科・社会の主要5教科の評定を使用します。
実技4教科は、どのような比重で扱うか、都道府県により異なります。
入試で学力検査を行わない実技4教科の内申点の比重を重くするところもありますので、確認しておきましょう。
評価の対象となる項目
9教科の評定以外に、「選択教科の記録」「特別活動の記録」「部活動の記録」や、ボランティア活動など「校外活動の記録」などを評価の対象とする都道府県もあります。
それらの項目を点数化して、総合的に判断する場合もあります。
内申書と学力検査の比率
内申書と学力検査の比率は、都道府県や高校により異なります。
近年、進学校を中心に学力検査の結果を重視する高校が増えています。
志望校が決まったら、早めに内申書と学力検査の比率を確認しておきましょう。