高校受験の内申対策
公立高校受験では、学力検査と同じぐらいに内申が重要です。
多くの都道府県では、中1の成績から内申書に記載されます。
早くから内申対策を行っておくことが大切です。
内申点は、通知表の成績により決まります。
定期テストは各学期の通知表に大きく影響します。
定期テストで高得点を取るように努力するのは、当然のことです。
ですが、定期テストの点数だけでは不十分です。
通知表の評定は、「関心意欲態度」「思考判断」「技能表現」「知識理解」といった観点別評価で決まります。
提出物、宿題、授業中の発言など、意欲・態度も評価の対象となります。
テストの点数(主に知識理解の観点)をすぐ上げることは難しいですが、「関心意欲態度」の観点の評価はすぐに上げることが可能です。
「授業で積極的に挙手をする」「提出物をしっかり提出する」などは、今日からでもできる内申対策です。
主要5教科にばかり力を入れがちですが、実技4教科も重要です。
都道府県により異なりますが、入試当日の学力検査がないという理由で、実技4教科の比重を高くしているところもあります。
多少、運動などの実技に苦手があっても、一生懸命に課題に取り組み、提出物をきちんと提出し、定期テストで良い点を取れるように努力すれば、意欲を評価してよい成績をもらえる可能性はあります。
決して、あきらめないでください。
入試にて、最も重要視されるのが「内申点」ですが、次に重要なのが「特別活動の記録」です。
特に、部活動で優秀な成績を収めている場合は高く評価されます。
推薦入試の場合は、成績と合わせて生徒の人物像を重視しますので、部活や委員会に参加していたほうが好印象でしょう。
他に、英検3級などの資格は、評価の対象となります。
学校によっては、入試における優遇措置を設けているところもあります。
目安は、英検・漢字検定・数学検定などの3級以上です。