偏差値とは
偏差値とは、ある母集団の中で、相対的に自分の成績の位置を測るためのモノサシです。
入学試験では、合格可能性を表すものとして偏差値が広く使われています。
日本で広く用いられる偏差値は
偏差値=10×(得点?平均点)/標準偏差+50
・平均点 :得点の合計を受験者の人数で割ったもの
・標準偏差:得点のばらつき具合を示したもの
で求められます。
ある人の得点が平均点と同じだった場合、偏差値は50となります。
真ん中を50として、40〜60の間に全体の68%の人が、30〜70の間に全体の95%の人が収まることを意味しています。
平均値50よりも、どのくらい上か下かにより、自分の位置がわかるようになっています。
テストの難易度や成績のばらつきなどにより、テストの点数だけでは学力の様子を読みとることは難しいので、偏差値を参考にします。
模試などでは、高校の難易度を偏差値で表していることがあります。
それにより、今の自分の学力で、どのくらいの高校に合格しそうかの判断の目安として、用いられることがあります。
ですが、実際の入試では内申点や当日の学力検査と合わせて先行されるので、あくまでも参考程度にしてください。